新入社員に社会人としての基本を教える大切なステップ、「新入社員研修」について説明していきます。
新入社員の若い力は、企業を担う大切な戦力です。その反面で、社会人としてのマナーや仕事に対する責任感が備わっていないこともあり、いかに早く、正しい知識や礼儀を身に付けられるかが、その社員を有能な人材にするための分かれ道となります。新入社員の研修を自社のプログラムで済ませる会社もありますが、最近では、研修会社による新入社員研修を受ける企業も増えています。
研修会社の新入社員研修を受けるメリットは、
などがあります。
新入社員研修で基本的なことを覚えてきた社員に、研修プログラムに無かった内容や自社ならではの項目を自社の研修で補足する企業もあります。自社ですべての研修を行うよりも、時間と労力を大幅にカットすることができるので効率的です。
新人社員研修で修得できるおもな内容を見ていきましょう。
学生気分の払拭
学生時代のサークルや、アルバイト気分の延長線で仕事をしている新入社員はたくさんいます。社会人の基礎を学ぶ前に、学生気分を引きずらないで、社会人として意識を切り替えることで、研修を受ける意味なども明確になり、社会人としての自覚やプロ意識が芽生えます。
存在意義と地位を認識
新入社員とは、会社にとってどのような存在なのかを認識します。会社における自分たちのポジションや、将来のビジョンを明確にすることで、キャリアアップへの意欲を育めるでしょう。
答えられる力の取得
遠慮がちだったり、消極的な言動を取る傾向がある新入社員ですが、これは早期に直しておくべき態度。質問や指名をされた際に、自分の意見を即座に答える習慣を修得することで、行動力や積極性の向上に繋がります。
成長していくコツを修得社会人として成長していくために、最低限必要な要素を学習。新入社員の行動に、成長するための正しい努力や姿勢が増え、仕事への取り組み方が、効率的で中身が濃いものへと変化します。
実際に研修を受講した新入社員の感想を紹介します。
新入社員研修を受けた人の声で多いのが「自分がいかに甘かったか気づくことができた」というものです。研修やセミナーは、合宿制のものや1日限りのものなど、さまざまなタイプが存在します。新入社員研修では、「学生から社会人へ気持ちを切り替える」ことが大切。しかし、社会人としての自覚やプロ意識は、1日やそこらで身に付くようなものではありません。意識し続けて繰り返し実践することで定着するものなので、合宿制の研修は、常に社会人である意識が保つことができ、より効果的だと思います。
費用やスケジュールに余裕がある場合は、合宿制の研修に参加するのがベストだと言えるでしょう。